自己紹介と諸注意

 こんにちは、初めまして。古味昇(こみしょう)と申します。

 今までブログを書くなんてガラじゃない、第一私は超絶コミュ障じゃないか!! 黒歴史になるからやめとけよ!! 
……なーんて思っていたのですが、年始早々、某Tubeの歴史開設系動画をキッカケに「結末を見届けるまでは*ねない……!」と思える作品に出会ってしまいました。
 
そう、『薔薇王の葬列』です。
 
 ストーリーやら絵柄やら、構成全てがどストライクだったため、1巻から既刊14巻まで読んでは戻ってを繰り返し、「これからリチャードはどんな人生を送っていくんだろう」「このキャラはどんな風にお亡くなりn」などなど思いを巡らせていたら、ついには夢にまで薔薇王が出てくるようになってしまいました……!
 でも供給されるのは月1、単行本は最速で約半年ペース……需要が満たされない空白期間はどうすればいいのだろうか、悶々とすればいいのだろうか、いや、違う。どっかに結末やこれからの展開の予想を書き散らして発散すればどーにかなるかもしれない!! と思ったため、このブログを開設してみました。
 名前の理由は安直なのですが、「ヨーク」はリチャード推しだからで、「狼少年」は本編でヘンリーが「羊飼い」を名乗っていたからです。ただ、「1ファンに過ぎない変な人が好きな作品について"好き勝手"に書き散らす」感じにしたかったため、悪そうな狼少年に変更しました笑
(狼少年が言ったことだから結末・展開予想や考察が間違っててもしょうがないよね〜ってなるように←オイ)
 ですが、もし私がモラルやマナーに反していることをしていたらコメント等でご教授いただけますと幸いです。(ネット不慣れなので何かしらやらかしそうで怖いのです)
 
※諸注意
 本ブログでは私が『薔薇王の葬列』(掲載誌:月刊プリンセス 著者:菅野文さん)について好き勝手に書き散らすことを目的としています。このため
・単行本14巻までのネタバレ
薔薇戦争のネタバレ(〇〇年あたりで〇〇が*)等
・個人的見解「このキャラは〇〇なのでは?」「これからこんな感じに物語が進むのでは?」等
 
 が多く含まれることが想定されます。ネタバレに遭ってしまうと悲しいですし、何より私が作品の展開を予想して当たる確率は「競馬場にいるギャンブル依存症の人の馬券が当たるくらい」なのでこの文章が有用であるとは考えられません!!
 それが嫌な方はブラウザバックを、それでもいいよと言ってくれるヘンリーさん並みの優しさを持つ方は暖かな目での閲覧をお願い致します。
 
長文失礼致しました。不束者ですが何卒お願い致しますm(_ _)m

ジャンヌはリチャードをどうしたい?


※この記事は単行本最新刊までのネタバレ&史実ネタバレを含みます。

 

 ブログ開設以前から、最初どのキャラについて喋ろうか迷っていたのだが、「折角の第一弾だから、1巻から登場しているキャラを掘り下げてみたい!(安直)」……と思ったため、今回は「ジャンヌダルク」について触れたい。

 

 (整理するために説明を挟むと、)作中で既に亡くなっている(百年戦争時にヨーク公に捕らえられ、イングランドを呪いながら火刑に処された)彼女は、亡霊としてリチャードの前に現れては、ヘンリーへの恋慕を茶化したり、「その身体では愛してもらえない」と意地悪を言う。

 

 しかしここで疑問が湧いてくる。

「果たして彼女の目的は何なのか?」ということだ。

 ただ単にヨークやイングランドを潰したかった場合、嫡男でないうえに両性具有&ガラスのハートという致命的な弱点を持っているリチャードに絡むくらいなら、ヨーク公を取り*してしまった方が余程早く済む。

 また、ヨークと敵対していたため、リチャードに幾らでも呪いの言葉をかけても良さそうなのにも関わらず、「彼」に対する言動はほとんどの場合

「①自分の思いに正直になるよう促す」か

「②良性具有の身体では愛してもらえないと責めたてる」

かのどちらかに限定されており、常にリチャードの内面に関することしか言及していない。 

 

 かなり小さなサイズになってしまった(スマホで保存の後拡大するか、PCでクリックするかで閲覧できると思います、すみません(>人<;))が、ここで表1を見てほしい。

『薔薇王の葬列』第1部におけるジャンヌダルクの行動(基本的には主人公であるリチャードの味方か?)

 これは、「ジャンヌがリチャードの最大の味方」であると仮定したうえで、第1部(1〜7巻)での彼女の行動をまとめたものである。

 「n番目」の項目に関しては、リチャードを気遣っているフシが見られる言動に〇を、リチャードを傷つけるだけの言動に×を付した。(左の赤丸と丸に関しては後述)

 

 〇の行動を中心に見ていくと、前述の通り「その身体じゃあ誰にも愛してもらえない」と言いつつも、「凍えはしないよ 二人で抱きしめ合えば(1巻)」と、ヘンリーに対して素直になるように促したり(6)、アンを最後まで信じ抜くよう忠告(12)したりと、明らかにリチャードが「愛する人と幸せになれるよう」動くだけに留まらず、森で倒れた彼を抱きしめていることが分かる。 

 リチャードを罵倒するより、(超絶口が悪いことは否めないが)励ましている場面の方が明らかに多いのである。

 

 極め付けは第25話(14)で、リチャードとヘンリー「王」が出会すことがないように、わざとヘンリーが居ない方へ連れて行こうとしている。

 この場面でヨーク公の亡霊を止めようとするジャンヌの発言(以下、2点とも第25話(6巻)から引用)も

①「リチャードはもうあんたのものじゃない!」

→リチャードに王冠(父)への執着を捨てて欲しい

②「本当の君を知っているのは僕だけさ…」

→リチャードが心の底ではヘンリーとの幸せを望んでいることを示唆

 

 「リチャードが王冠ではなくヘンリーを望めば幸せになれること」、そしてジャンヌがそれを心から望んでいることが分かる。

 口は悪くても、彼女は一貫してリチャードの幸福を願い続けているのである。

 

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 そして、彼女と行動パターンが酷似しているキャラクターが本作品に存在する。

 そう、本編屈指のマスコットキャラクター「白いの」さんである。詳細は表2内でまとめておいたが、彼(彼女?)もまた、リチャードがヘンリーと幸せになれるように動いているのである。 

 『薔薇王の葬列』における白いのの行動(基本的には主人公であるリチャードの味方か?)

 また、ジャンヌと白いのさんの登場シーンの相関を見るために、表1と表2の左に丸を付した。赤丸は同時での登場、丸は近い場面で登場したことを示している。

 初登場時や添い寝のシーン、10巻での初登場時を模したシーン(ジャンヌのみ登場)からして、白いのの正体は、ジャンヌの現世での姿であり、王冠に囚われたリチャードが将来、誰にも愛されない悪魔として*されるという悲痛な運命を内面&外部から全力で変えようとしていると解釈できるのではないだろうか……?

 

 ところで第49話でセシリーが

「悪魔として生まれたとしても いつか… 神を愛しその罪を悔い改めることができれば… "人"としての道を歩めることもあるのではと僅かに願っていた…(11巻より引用※)」

 

(※個人的にはリチャードが"ああ"なっちゃったのは100%母上のせいなので、どの口が言ってんだとぶん殴……いえ、握り拳を作って鳩尾の方へ強く打ち付けて差し上げたいと思っております☆)

とリチャードを罵っていたが、これをジャンヌ風にすると

「両性具有の身体でも いつか… ヘンリーを素直に愛することができれば… 王でなく"一人の人間"として幸せになれると願っている」

と変換できなくもない。これが本編のテーマになるのではないだろうか。

ファンとしてもそうなって欲s

 

 ジャンヌにはリチャードの幸せのために全力で頑張っていただきたいところではあるが、どんなに忠告しても彼が聞き入れてくれることはないだろう。(もしかしたらハッピーエンドになるかもしれないが)とりあえずリチャードが辿るだろう運命に対する詠嘆として、彼女の言葉を借りて締め括りたい。

 

「あ〜あ(号泣)」

 

 

 

※もちろん第二部でもジャンヌと白いのさんは登場するのですが、分けた方が編集しやすいと判断したため今回は第一部のみ触れてみました!

 8巻〜に関しては追記もしくは別記事で書けたらいいなって思ってます。

(ざっくり書くと、白いのさんジャンヌともに直接的に干渉することは減った(でも大事な時にはちゃんと忠告してくれる)印象です。某オラオラ後輩メガネ君との重要シーン的にもジャンヌさんとしてはヘンリーというよりは「リチャードが誰かと」幸せになることを望んでる気がします。)